WROメディアアートビエンナーレ(略称:WRO)は、1989年に初開催され、今年で30周年を迎えるポーランドのメディアアート界を牽引する国際イベントです。
ヴロツワフ市で二年に一度開催されるこのフェスティバルでは、新しいメディアを使った芸術表現や最先端のアート実践が紹介される他、アーティストや科学者によるトークイベントなども実施されます。
18回目の開催となるWRO 2019のテーマは「HUMAN ASPECT(ヒューマン・アスペクト)」です。人工知能・人工生命など、テクノロジーが進歩し続ける現代における、人間とテクノロジーの複雑な関係性に焦点をあてます。WROでは作品公募を行っており、今回は世界中から1,700を超える申込が寄せられました。その中から選ばれた約100作品が展示されます。
WRO 2019の参加アーティストには、「Space-Moereプロジェクト」に取り組むARTSAT×SIAFラボも名を連ねています。作品展示に加え、オープニングパフォーマンスを行います。
WRO 2019では、5月15日のオープニングから2019年の年末まで、様々なイベントが開催される予定です。
WRO メディアアートビエンナーレ2019
"HUMAN ASPECT"
オープニングイベント:2019年5月15日(水)〜19日(日)
プログラム期間:2019年5月15日(水)〜12月29日(日)
会場:WROアートセンター、国立博物館、Four Domes Pavilion(四円蓋展示館)、Bakeryなど ヴロツワフ市内全12会場
オフィシャルウェブサイト(英語)
http://wro2019.wrocenter.pl/en/
<WRO 2019 ARTSAT×SIAFラボ 情報>
• 作品展示
SCULPTURE FOR ALL OF THE INTELLIGENCE NO.2 – SIGNALS TO BE DISCOVERED
期間:2019年5月15日(水)〜7月28日(日)
会場:Four Dome Pavilion(四円蓋展示館)
• パフォーマンス
SCULPTURE TO BE SEEN FROM SPACE, IMPROVISATION TO BE HEARD FROM SPACE – WRO2019 VERSION
日時:2019年5月15日(水) 20:00–21:00
会場:Bakery